筆者のプロフィール
石川県生まれ、東京育ち。
都内の平凡な私大を卒業後、上場企業の戦略子会社、ブラック系ベンチャー企業、50名規模のスタートアップ、外資系日本法人COOを経て、現在は日系大手IT企業に勤務。
業界的には通信、IT、Web、広告、メディア、エンタメ業界の経験が中心。
得意な職務領域は、セールス、マーケティング、プロマネ、事業管理、マネジメントなど。
転職ノ刻(テンショク ノ トキ) を始めた理由
「このまま20代を過ごしたら30代でホーム○スになると思うよ。」
これは10数年前に私がとある一人の部下(以下A君)に冷静に投げかけた言葉です。
当時のAくんを表現すると、
Fラン卒、転職2社目、営業経験1年、やる気なし、能力なし
というスペックで私が中途入社したITスタートアップ企業の同期でした。(かつ同い年)
配属部署が違ったので直接的に仕事を一緒にしていたわけではないのですが、能力なくてやる気がないのでもちろん大した成果を出せず、いつも上司に怒られていて年収も300万円ほどだったと記憶しています。
そんな彼が同期にも関わらず先に上司になってしまった私の冒頭の言葉をきっかけに覚醒し、今はとある上場企業の事業部長になり、当時の年収の数倍は稼げるようになっているわけです。
プロセスは割愛しますが、彼は冒頭の私の言葉のあと、人が変わったように努力をして結果を出し、転職もしつつ今のポジションを勝ち取ったわけです。
もちろん気合いと根性だけで結果を出したり出世できるわけではないので、A君にはロジカルシンキングやプレゼン資料の作り方、営業活動のやり方、マネジメントの仕方、必要なマインドなど様々なビジネススキルも伝えてきました。
彼が現職で成果を出せるようになった結果、取引先にヘッドハンティングされ、さらなる経験を重ねて今のポジションに昇進する報告を飲み屋でされたとき、とても嬉しかったことがこのメディアを運営するきっかけとなっています。
つまり、彼のスペック(失礼)で上場企業の部長になれるのであれば、同じような可能性をもった人って世の中にたくさんいるんじゃないかなと思っています。
日本の給与所得者の平均年収は450万円前後なので、正しい働き方ができれば彼のようにその倍近くは稼げるようになる可能性はありますし、心のどこかでこのままじゃダメだな、変わらなきゃと思ってる人、でもどうしたらいいか分からないという人に向けて役に立つ情報発信をしていきたいと思っています。
そう、かつてA君を育てたときのように。