私は会社員をこれまで約20年ほどやってきているのですが、これまで仕事が楽しかったか?を改めて振り返ると、楽しいな!!って強く思った記憶はあまりないので、仕事が楽しくないなあと思う人の気持ちはよくわかります。
だからと言って、何の仕事をやると自分が楽しいと感じるかもよく分からない、ということはありませんか?
他にもよくある仕事が楽しくない理由ですが、以下の10の理由のいずれかが当てはまる人が多いのではないでしょうか。
- 仕事に裁量がない
- 自身のスキルが活かせない
- 職場における上司や同僚との人間関係が良くない
- 仕事内容に見合った給料を貰っていない
- 仕事が単調だったり簡単すぎる
- 入社前の理想とのギャップ
- 仕事内容が単純に自分に合わない
- 成長できる環境がない
- 仕事が評価されない
- 結果が出せない
そして、私のこれまでの経験から考察した結論を先にお伝えすると、楽しい仕事はこの世に存在しません。
なぜかというと、会社や組織の存在理由を突き詰めていくと利益の最大化がまず前提にあります。
なので組織が従業員に楽しい仕事を提供する義務はないので、あくまでも利益最大化の手段として楽しい仕事が必要であればそれを提供するかもしれない、ということになります。
一部例外的な話をすると、私の親友が建築士なのですが彼は図面を引く仕事がとても好きで楽しいと常々言っているのですが、彼みたいに本当に好きなことを仕事にしている人も中にはいますが、私も含めて大半の人はそうではないと思います。
ということで今回はそういった仕事が楽しくない人に向けて私も実践してきた、
仕事が楽しめるようになる、かつ将来的にも役に立つ3つの考え方
について以下にまとめてみました。
1.仕事をゲーム化する
2.WMCの法則
3.本業外活動を充実させる
それでは各項目についてわかりやすく解説していこうと思います。
仕事をゲーム化する
本当に楽しい仕事を探すのであれば自分でやりたいことで起業しちゃうのが一番早いんですが、おそらくそれが出来る人であればとっくにやっていると思います。
もしくは自分が楽しめる仕事にさっさと転職するという手段もありますが、これも出来るなら誰でもやってると思います。
今の仕事を変えずにリスクなく仕事を楽しむ方法としては、仕事をゲーム化するということを最初におすすめします。
例えば町の中華料理屋さんで割り箸を1本1本割り箸袋に収納するバイトがあったとします。
何も考えずにノルマの本数の割り箸の収納をしているとただ疲れるだけですが、いかに速く割り箸をしまうためにはどういった袋の持ち方をして、どういう角度で入れていくと最速になるのか?みたいに考えて勝手にゲーム化して楽しんでたという話があります。
これは2ちゃんねる創設者のひろゆきさんの実話ですが、つまらない仕事を勝手に遊び感覚にして楽しんでいたという良い例だと思います。
水がコップに半分入っているのをみたときに、あと半分しかない!と捉えるか、まだ半分も残ってる!と捉えるかはそれをみた人次第だということです。
水が半分という事実に変わりはありません。
私自身もこれまで仕事を楽しんだ例はたくさんあるのですが、そのうちの1つを紹介します。
当時私が20代半ばのときにとある会社に法人営業職として入社したばかりのことだったのですが、そのときの先輩が元リク○ートの方で営業について自信満々に語られる方でした。
心の中でこの人本当に営業力がすごい人なのかな?と疑問に思ったので、営業成績でこの先輩を上回れるかゲームをしてみようと思い、会社から課せられている予算を超えて先輩の予算と実績を超えようと密かに気合を入れて営業活動をしたことがあります。
結果としてこの先輩に営業成績で勝ったわけですが、勝ったことが重要なのではなく、営業という好きでもない仕事をゲーム感覚にして勝手に楽しんでいたということです。
世の中にはたくさんの仕事があると思いますが、その仕事をどう捉えて遊びにできるかを一度ぜひ考えてみてください。
どんな仕事でも楽しみが見つけられると人生の幸福度が上がるのでおすすめです。
WCMの法則
初めて聞いた方も多いと思いますが、WCMの法則とは
WILL(やりたいこと)
CAN(できること)
MUST(やらなければならないこと)
それぞれの頭文字をとった私がつくった造語です。
例えばプロ野球選手になりたいという「WILL」 があれば、そのために出来ること「CAN」を増やさないといけません。
「CAN」を増やすためには練習をしないといけない「MUST」わけです。
今「WANT」がない日本人が多いみたいですが、WANTが今ない人こそ、いつかそれが見つかったときのために、「CAN」できることを増やしておくことを強くおすすめします。
もちろん今すぐできるWANTがあればすぐにでもこのメディアを閉じて実行してほしいのですが、今はまだ実行できる実力や環境がない方や、将来やりたいことが見つかる可能性がある人はたくさんいると思うので、それに備えてスキルや経験、お金を貯めておくことは非常に重要です。
私自身もこの転職ノ刻というメディアを立ち上げるまではやりたいことがあまりない人間だったのですが、過去にCANを増やしてきたこともあり、今はスムーズに運営できているという現状があります。
本業外活動をスモールスタートする
まさにこの転職ノ刻というメディアがスモールスタートしている本業外の仕事です。
このメディアは副業時代と言われている中で、まずは本業の年収を最大化するお手伝いをすることをミッションに立ち上げています。
私の20年弱のビジネスマン人生における経験や資産だけではなく、定性的な市場データなども参考にしつつ読者のみなさんの仕事における悩みを解決したり、仕事に必要な考え方やスキルなど、できる限り提供したいと思っています。
・・といった感じで、少しでも今興味があることがあればたくさんのお金を使う必要はないので、スモールスタートをまずは切ってみてはいかがでしょうか。
本業を辞めてしまうと安定収入源がなくなってしまうので、あくまでも本業は維持しながらというのがポイントです。
どうしても楽しく仕事ができない時は・・・
これまで解説してきた3つの考え方で9割方解決すると思っているのですが、それでもどうしても楽しく仕事が出来ない場合は転職も視野に入れる必要があります。
本当に仕事が合ってない可能性ももちろんあると思います。
私自身は転職4回しているので私が言うのもなんですが、転職はできればしないに越したことはないという考えです。
その理由は本記事との趣旨がずれるのでまた別記事で書こうと思います。
そもそもどういった仕事であれば自分が楽しめる余地があるのか、自分だけではなかなかわからないと思うので、大手の転職エージェントは無料で登録可能なので、人事のプロたちに相談してみるのが早期解決につながると思います。
もしくは転職先の紹介をしてもらうより前に、自分は何に適正があるのかを詳しく知りたい場合は、マジキャリというサービスやポジウィルキャリアあたりがキャリア相談サービスとして有名なので一度試してみるのもよいと思います。
コメント