コミュニケーション能力は仕事で「最重要」に必要なスキルである理由と最短の伸ばし方

企業が新入社員に期待する能力No.1に常に入るのが「コミュニケーションスキル」である。

ただ、一言コミュニケーションスキルといっても実体がないものなので、仕事におけるコミュニケーションスキルがどういうことで、どうしたら上げられるのか、上げられるとどういうメリットがあなたにあるか、について解説していこうと思う。

おそらくこの記事にたどり着いたあなたは、

  • コミュ力自信ないなあ
  • そもそもどうやってコミュニケーション能力って上がるんだろう?
  • 必要なのはわかるけど、上げる必要はほんとうにあるの?
  • そもそもコミュニケーション能力ってなによ?
  • なんかイマイチ職場で同僚や上司とうまくいかないけどなんでだろう?

こんな悩みを抱えてるのではないかと思うので、ひとつひとつ解決していこうと思う。

目次

そもそもコミュ力ってなに?

ぱっとみんながイメージしやすいのは、明るい性格で話が上手で常にまわりに人が集まって人生楽しそうな人をイメージするのではないだろうか。

もちろんこういうタイプの人は実際にいるし、コミュ力が高い人なのだろう。

ただし、仕事で必要なコミュニケーション能力とはまったく別物と言っていい。

コミュニケーション能力を一言で言えば、

「会話のキャッチボールが正確にできる」

というただ1点に尽きる。

コミュニケーションとは一人でするものではなく二人以上でする対話なので、発信者と受信者にわかれるわけだが、主に発信側に課題があることが多いと思うのでここではコミュニケーションの発信の仕方にフォーカスする。

発信者側に必要なマインドとスキル

発信者側の視点でどういうマインドとスキルが必要かといえば、

相手の理解度を理解した上で、簡単な表現で短く伝える

ということだ。

例えば、サッカーを知らない5歳の子供にサッカーについて教える場合、サッカーは1873年に海外から日本に入ってきて、1チーム11人制で、メッシという海外の有名な選手がいて・・・みたいな話はしないと思う。

普通は、ボールを蹴って相手ゴールにたくさん入れたら勝ちだよ?って教えると思う。

これは5歳のレベル(理解度)に合わせた表現になっているわけだが、これが職場でのコミュニケーションになると途端に相手の理解度を無視した会話が展開されたりするから不思議なものである。

いわゆる独りよがりってやつだ。

コミュニケーションの目的は何かを「伝えること」なので、自分がどう発信したいかではなく、どうしたら相手に理解してもらえるのかを考えることが重要だ。

つまり、きちんと同僚や上司の思考スタイルや能力を加味したうえで発信できれば、相手の理解もスムーズに進むし、よい対話ができるようになる。

コミュニケーションスキルの伸ばし方

究極的に言えば、コミュニケーションを学ぶには「恋愛」が一番オススメだが、職場で使えるスキルとしてどう伸ばすを考えるのであれば、発信には以下の3ステップが非常に有効だ。

1.色々言いたいことはあるが、その中で最も重要(相手が聞くべき)なことを整理して決める

2.一番言いたいことを結論として、その理由が後にくるように伝える

3.なるべく短くする(結論を導き出すことに関連しない不要な情報を削る)

例えば、友達と一緒にいてお昼ご飯を探しているとしよう。

友達なので厳密には職場とは違うわけだが、

「朝ごはんも食べてないからお腹減ったなあ。イタリアンも寿司もいいけど、なんかこってりしたものが食べたいなあ。あ、あそこの味噌ラーメンが食べたいな!」

この発信は友人関係ならもちろん成り立つが、職場だと当然成り立たなくなる。

これを職場での発信の仕方に直すとすると、

「今あそこの味噌ラーメンが食べたいです。なぜならこってりしたものが食べたい気分だからです。」

このように、結論(主張)があって、それがなぜなのかを後から伝える構成にしなければならない。

コミュニケーションが苦手な人は、そもそも自分が何を本当に伝えたいかを分からないまま相手に話をしている人が多いのだが、思いつくままに話すのではなく、頭の中で要点を整理して伝えるようにすることを心がけよう。

会話の途中でも遠慮することなく、「頭を整理するのでお待ちください」とでも言っておけば、大抵の人は待ってくれるだろう。

逆に、まとまりのない話や何が言いたいか分からないことを長々と伝えられた受信者は、心のシャッターをおろしたくなるのも無理はないと思う。

3Step目の「なるべく短くする」であるが、これは短ければ短いほど結論が際立つのでオススメである。

不要な情報が多いとそっちに理解する脳力をとられてしまうので主張がぼやけやすくなる。

なので、可能な限り短く伝えたいことをまとめるスキルは重要だ。

すぐには習得できないと思うが、どんなに複雑な事象であっても、要点としては3行(もしくは3点)でまとめる訓練を日頃からしておくのがよい。

どうしてもコミュ力上げるのが無理って方向けの職場、職種の考え方

色々伝えてきたが、それでもどうしても他人とのコミュニケーションが苦手な人もいると思う。

それは仕方のないことなので、あまり無理をしすぎず、なるべく対人関係が発生しない業種や職種を選ぶことをおすすめする。

求人ニーズが非常に多くあり、他人とそこまでコミュニケーションしなくても給料が稼げる職種でいえば、今ならIT(web/Apps)エンジニア一択だと思う。

今後、nocode(プログラミング不要でページ制作ができる)がトレンドにはなる感じはしつつも、全てのプロダクトをnocodeで実装できるようになるには相当時間がかかると思うので、今プログラミング初心者だとしても独学で学ぶこともできるし、自己投資という意味でスクールに3ヶ月ほど通うのも全然ありだと思う。

スクールだとテックアカデミーとかテックキャンプなんかが有名どころであるが、評判はさまざまなのでよくよく調べてから申し込みをしてもらいたい。

最後にまとめ

コミュニケーション能力を職場でどう発揮すべきか、具体的なhowも今回書いてきたわけだが、物は試しという言葉もあるのでこれを読んで終わりにするのではなく、今日からでも試してみてほしい。

スキル的に仕事ができるのと同等かそれ以上にコミュニケーション能力は重要なので、なんとか諦めずに対話力を伸ばしていってもらえたらよいと思う。

結果的にコミュニケーションスキルが上がると仕事における成果も出しやすくなるので、周りからの評価も上がり、給与も上がっていくというメリット尽くしなので、最初は苦労すると思うが諦めずにコミュニケーション能力を伸ばしていこう。

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