転職支援サービスとしてCMでもお馴染みのビズリーチをお使いの方やこれから利用される方に向けて、プラチナスカウトによるオファーの内定率についてお伝えできればと思います。
併せて本記事では、
- ビズリーチのプラチナスカウトの特徴(通常スカウトとの違い
- ビズリーチのプラチナスカウトによる内定率がそもそもどの程度あるのか
- 他の転職エージェントや転職サイトと比べてビズリーチのプラチナスカウトの内定率は高いのか
- そもそも内定率を高めるためには何をすべきなのか
を簡単にまとめましたので、ぜひご覧いただければと思います。
ビズリーチのプラチナスカウトの特徴
ビズリーチに登録すると、企業やヘッドハンターから求人に対する応募の誘い=オファーがきます。
企業からプラチナスカウトが来た場合は、原則書類選考なし(書類選考通過扱い)で即カジュアル面談や面接へ選考が進むので、一般的な書類選考通過率が30%と言われている中では非常に有益なオファーになります。
一方でヘッドハンターからプラチナスカウトが来た場合は、特別転職希望者にはメリットはなく、ただただヘッドハンターが追加費用を払ってでも話をしたいという意思の表れということになります。
ビズリーチを使っている企業数は公式サイトによると累計15,500社で、ヘッドハンターは4,600人とのことなので、企業からのプラチナスカウトが多いと思われるかもしれませんが、私が3年ほど使った経験では若干ヘッドハンターからのオファーの方が多かったです。
ヘッドハンターの視点でみると、一人でも多くの内定者を出さないと収益が立たないので、ヘッドハンター1人あたりの転職希望者へのアプローチ数が非常に多いことは自明の理です。
ちなみにビズリーチに登録しているヘッドハンターには過去の内定実績によってランクが設定されていますが、正直ランクによって求人の差があるかというと、そこの関連は低いのかなと経験上思います。
ビズリーチのプラチナスカウトによる内定率について
ビズリーチのプラチナスカウト経由の内定率は30%であるという説がネット上に出ていますが、これは公式サイトには記載がないため本当かどうかは怪しい情報です。
一般的な転職希望者の選考フローと通過率を表すと、
書類選考(30%突破)→一次選考(30%突破)→二次選考(50%通過)だとすると、書類選考から最終選考までの突破率は4.5%ということになりますが、プラチナスカウトで書類選考がない前提だとすると一次選考突破率30%*二次選考突破率50%で15%の内定率と考えることは可能かもしれません。
ちなみにビズリーチ以外の大手転職サービスTOP3の内定率を公式サイトから調べてみましたが、以下の通りです。※企業によってデータの出し方が異なるので、完璧な数値ではありませんのでご了承ください。
- リクルートエージェント:4.2%(52,000名内定 / 登録者125万2,000名)
- DODA:3.8% (内定社数1社 / 平均応募件数26社)
- マイナビ:4.5% (書類選考突破率30%*一次選考突破率30%*最終選考突破率50%)
大手3サービスの平均値が4.2%であることを考えると、ビズリーチのプラチナスカウトによる内定率は相対的に高いといえそうです。
ただし、ビズリーチ以外の大手転職サービスにも企業側から直接オファーできる機能は基本的に備わっているので、そこの内定率だけを抜き出すとビズリーチのプラチナスカウト経由の内定率に近い値になる可能性は高いです。
なので、転職活動をお考えの方でどの転職サービスを使おうか悩まれている方は、ビズリーチだけではなく上記の大手3社のサービスも無料登録して併用すると内定率が上がると思いますのでおすすめです。
ビズリーチのプラチナスカウトの実態(直近3年利用している体験談含む)
プラチナスカウトによるオファーは基本的に以下2パターンしかありません。
A.企業からの直接スカウト
B.ヘッドハンターからの面談依頼
一般的にはヘッドハンター(転職エージェント)からのプラチナスカウトが多くなると思いますが、すべてのヘッドハンターとコミュニケーションを継続することは時間的に難しいので、どういったヘッドハンターと付き合うべきか(プラチナスカウトに返信すべきか)優先順位をお伝えします。
- 優先順位①:自分の経歴を理解してキャリアアップになる具体的なポジションを最初から提示
- 優先順位②:自分が興味がある企業、業界を取り扱っていることがメッセージで可視化されている
- 優先順位③:聞いたことがある大手の転職エージェント
3年ほどビズリーチを使った経験から言うと、上記の優先順位でヘッドハンターと付き合うことをおすすめします。
ビズリーチ上のヘッドハンターランクの高い方とも何名もコミュニケーションしたことはありますが、応対こそ丁寧ではありますが希望する求人を持ってないことにはどうしようもないので、決定率が高いことよりも自分に合ったポジションを提示してくれるヘッドハンターを探すことをおすすめします。
なお、ヘッドハンターの所属企業を見るとほとんど見たことも聞いたことない会社が多いと思いますが、よほどのことがない限り(自分の希望にぴったりの提案が最初からされている)は、相手するだけ時間の無駄になることが多いです。
たまにスカウトメール上で、企業名は伏せた状態で弊社でしか扱っていない求人がありまして〜〜と言う誘い文句も多いですが、中小零細エージェントで扱えて大手が扱えないまともな求人はほとんどないです。(外資系は一部別ですが)
また、エージェントの質は基本はコントロールできない(交換は場合によっては可能)ので、求人数を幅広く取り扱っている大手転職エージェントと付き合う方が確率論的に自分に合う求人を紹介してもらいやすいので、基本大手の転職エージェントとお付き合いすることをおすすめします。
ビズリーチのプラチナスカウトの内定率を上げ方
そもそもビズリーチに限らないですが、転職活動における内定率を上げるためにはどうしたらいいでしょうか。
簡単な数式で表すと、
「応募者のレジュメの露出回数」×「閲覧率」×「オファー送付率」×「選考突破率」=内定率
というざっくりした方程式が出来上がると思います。
それぞれの項目の数値が上がると内定率も上がるという前提で項目別にどう向上させるか解説すると
- ①応募者のレジュメ露出回数 & 閲覧率:ログイン頻度の向上、必要登録情報をきちんと書く
- ②オファー送付率:希望条件を絞りすぎない(必要に応じてコメント欄も使って柔軟性をアピール
- ③選考突破率:企業の事前調査と面接対策
という形になるかと思います。
とはいえ、内定率を上げることだけにフォーカスすることにはあまり意味はなく、基本1社で働くことが前提になるので、あまりにもご自身の希望に反する労働条件のオファーをたくさんもらっても仕方ないので、特に②のオファー送付率を上げるための希望条件の緩和については正直そこまでお勧めはしません。
日頃のオファー数を見ながら条件面は調整できるとよいと思いますが、こういった転職サービスは転職せざるを得ない状況になるまえに、心に余裕があるタイミングで登録しておくことを強くおすすめします。
やはり余裕がない状態で転職活動をすると条件面で妥協してしまったり、内定をもらったらすぐに転職したくなってしまうので、失敗しない転職活動をするためには現職が安定している方こそ早めに登録してご自身の市場価値を把握しておくことがよいと思います。
ビズリーチのプラチナスカウトの内定率まとめ
いかがだったでしょうか。
総じてビズリーチのプラチナスカウトによる内定率は他転職サービスと比較して高いということがお分かりいただけたと思います。
転職活動を成功させるには、大手の転職エージェント、転職サイトを1つだけ使うよりも厳選したサービスを2つから3つ併用することをおすすめ致します。
ビズリーチの無料登録は以下のバナーからどうぞ。
今後ニーズがあれば個別に転職コンサルという名の相談(無料)に乗らせてもらうことも考えていますので、その際はぜひお気軽にお申し込みいただければと思います。
皆さんの転職活動に少しでもこの記事がお役に立てることを願っています。
それではまた。
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[…] ビズリーチのプラチナスカウト経由の内定率は○○%?? […]