先行きがなかなか見えない日本。
今20代の方で将来に対する漠然とした不安から、今の環境のままでよいのか不安に感じている方はたくさんいると思います。
私自身も20代は仕事をそれなりに頑張りつつも、漠然とした不安みたいなものはありました。
そこで今回の記事では、
今20代で将来に漠然とした不安がある。
今の仕事のままで将来大丈夫なのかが不安。
どうしたらこの不安から脱却できるのかが知りたい!
もっとお金を稼ぐためにはどうしたらいいんだろう?
いま流行りの副業、投資とかって実際どうなの?
このあたりの疑問や悩みを解決していきたいと思います。
20代の代表的な将来への不安で多いのは、お金、仕事、結婚の順番なのですが、今回はお金を安定的に稼ぐ手段と仕事にフォーカスして解説していきます。
ちなみに結論から言うと、お金と仕事を安定させるためには本業(転職含む)で頑張るが最も効率が良いです。
“本業で稼ぐ”が実は一番効率的な3つの理由
本業が1日でもっとも時間を投資しているため
1日は誰しも24時間と決まっているわけですが、本業の一般的な労働時間は8時間ですよね。
通勤時間や残業を含めると1日10時間以上本業に時間を使う方が多いと思います。
睡眠時間を7時間として、1日の残り時間は24時間-10時間-7時間で残り7時間となります。
1日中仕事を頑張って、へとへとで帰ってきて寝る前の時間で本業以外の仕事に自分の力を割く余裕が残っている方ってどのくらいいるでしょうか?
疲れて帰ってきてご飯を食べたり、TV(ネットフリックス)をみたり、お風呂へ入ったりYoutubeをみたりSNSを覗いたりするのが普通だと思います。
なので、そうした余暇時間を残しつついかに本業の10時間で最大限稼げるようにするか、ということに集中することが一般的には最も効率的であることは明らかです。
まずは正社員になるべし
じゃ本業でどうやったら稼げるようになるでしょうか。
基本中の基本として、正社員であることが重要です。
派遣社員や契約社員、パート、アルバイトだと雇用主の都合でいつでも契約終了されてしまのでこれはリスクです。
なのでもし今正社員じゃない方は正社員で採用してくれる会社を探すところから始めましょう。
正社員採用を探すのであれば全国区で展開しているリクナビNEXTやDODAあたりが最大手かつ完全無料なので無難です。
また20代後半くらいまででの年齢であれば、20代の若手に特化した転職支援サービスであるRe就活も並行して使ってみてください。
ちなみになぜ正社員を押すかというと、一度正社員になってしまえば会社側からは余程の理由がない限り解雇はできないので、もしその会社が合わないと思って転職活動がしたいとしても安定して給与をもらいつつ、生活の不安を持たずに転職活動ができるからです。
30代以降の安定を作るためには20代でいかに仕事を頑張って評価されるかが重要ですが、逆の視点でなぜ仕事が評価されないかを管理職である私の観点から10個のポイントで以下の記事でまとめてありますので、こちらをご覧ください。
昇給見込みが薄いなら給与が高いIT業界へ転職すべし
今正社員で勤務中の方でなかなか給料が上がらない、もしくは給与の絶対額が少ない方は業界を変えることをお勧めします。
給料の差は個人の能力差よりも業界差の方が大きいです。
例えば、サービス業や小売業は平均給与が低いことで有名ですがその中で給与を上げていくのは相当優秀な方でも困難です。
逆に今であればIT業界(ヤフー、楽天、サイバーエージェントなど)の方が人材不足ですし給与水準も高いので能力以上に給与が得られやすいです。
とはいえ未経験でいきなり大手IT企業に入社するにはほぼ無理なので、もう少し規模の小さい会社でスキルと経験を積む必要があります。
IT業界の職種は大きい枠組みでいえば、
ビジネス職(営業職、企画職など)
クリエイター職(エンジニア、デザイナーなど)
コーポレート職(経営企画、人事、経理、法務、広報などバックオフィス業務)
この3職種です。
ご自身の今のお仕事と近しい職種を選ぶのがよいと思います。
例えば飲食業などの接客業であればビジネス職が向いているでしょうし、対人コミュニケーションがあまり好きではない方はクリエイター職やコーポレート職がよいでしょう。
ちなみに上記3職種で未経験で一番採用されやすいのは営業職です。
正直専門知識は入社後でもじゅうぶん学ぶことは可能なので、IT業界未経験でも営業経験(できれば法人営業)で実績があれば採用されやすいです。
一方でクリエイター職はかなり専門性が高いので未経験で入社するのは中小規模のIT企業でもかなり難しいです。
ですがどうしてもクリエイター職が自分に合ってるしやりたいと思うのであれば、独学もよいですが短期でスクールに入るのもおすすめです。
おすすめのスクールを2つほど紹介しておきますね。
エンジニア職であれば、1ヶ月完結型のネオカレッジ|オンライン完結のスクールあたりは費用も低めなので覗いてみてもいいと思います。
デザイナー職のオンラインスクールはエンジニア職に比べて少なく正直おすすめのサービスはあまりないのですが、chot.design|オンラインのWebデザイン講座が月額1,100円で学び放題のWeb・IT業界向けデザイン学習サイトになっていて、初学者向けのサービスなので、独学で本を買って読むよりスピード感も効率もよいと思います。
ちなみにコーポレート業務はかなり実務能力と即戦力なスキルが求められるので、実務経験がない場合は業務に付随する資格を取ることが一番就職する上で重要になってきます。(とはいえやはり実務経験を要求されることがかなり多いです。)
副業や投資で稼ぐのは本業が安定している人にはおすすめ
最近は副業や投資も流行っていますが、副業は安定した本業があってこそ成り立ちますし、投資は資本が多い人間が必ず勝つゲームになっているので、ある程度お金をつくるまでは手をつけない方がいいです。
税制メリット活かしたNISAや積立NISAをお勧める人は多いのですが、正直それよりも本業で成果を出して昇給するほうに20代であればフォーカスすべきです。
これは個人的な意見ですが、20代は投資ではなく時には浪費してもよいと思います。
お金はただの紙切れなので体験に変えましょう。
もちろん生活を維持できるお金は残しておく必要はありますが、過剰な費用抑制をするよりも稼げるようになるための自己投資や、友人とのコミュニケーションでもゲームの課金でも体験にお金を使ってもいいと思います。
貯金するだけの人生ってつまらなくないですか?
私は20代のときで年収750万円ほどあり独身でしたが、貯金は正直50万円くらいしかなかったです(笑
無駄なお金もいっぱい使いましたが、結局30代以降で稼げるようになれば全て帳消しできるのでそこまで心配しなくて大丈夫です!
20代で将来が不安な方に向けた対処法まとめ
いかがだったでしょうか。
20代に限らず30代になっても40代になっても将来への不安というのは誰しも少なからずは抱えていると思います。
今回20代にフォーカスして解説してきましたが、特にお金の面でいえば、今いくら持っているかよりも、どこでもお金を稼げるスキル、能力を身につけることが精神の安定につながると思います。
そのためには適切な業界(給与水準が高く成長産業であること)を選ぶことと、その中でなるべく出世できるような働き方をすることが大事になってきます。
今ご覧いただいているこの「転職ノ刻」というメディアでは、私のようなノンリート向けに本業で年収を最大化するための情報発信をしています。
Twitterも毎日更新していますのでもし上記が参考になりましたらフォローしていただければと思います。
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