【99%の人が勘違い】昇進・昇格は一体誰が決めているのか

会社勤めをしている中で、そもそも社員の昇進や昇格って誰がどうやって決めているんだろう?と疑問に思ったことがあると思います。

私はこれまで15年以上様々な会社で管理職をしてきているので、そういった疑問に回答することができます。

  • 昇進ってそもそも誰が決めているんだろう?という疑問
  • 自分がなかなか昇進しないのはなぜだろう?
  • 昇進に必要なこと(たりてないこと)ってなんだろう?

このような疑問に具体例付きで回答していきたいと思います。

目次

あなたの昇進は誰が決めているのか(3パターン)

まず前提として社内に昇進試験があるか、ないかが関係してきます。

試験がある場合は論文と面談によって決まることが多いですが、その場合は最終決裁者が明記されていると思うので今回は割愛します。

上司の上司以上の役職者

意外と知られてませんがどの企業でもこのケースが大半です。

なぜ直属の上司ではなく、さらに上の上司が決めているか。

理由はシンプルです。

例えば、平社員(あなた)、係長(上司)、課長、部長という役職順位があったとします。

この例でいえば、あなたが昇進する場合は通常係長になると思いますが、上司である係長が新たな係長を選ぶことはできません。

なぜなら係長を任命できる権限は課長以上にあるのが一般的だからです。

なので2つ以上上の役職者があなたを昇進させている、という事実をまずは知っておいてもらえればと思います。

人事

2つ目のパターンは人事です。

このパターンに当てはまる会社はいわゆる新卒至上主義のレガシーな大企業のケースです。

例えば銀行などの保守的な業界は人事職が強い権限を持っていることで有名です。

逆に私が所属しているIT業界などは人事はあまり強くないので、1つ目の上司の上司以上の方が昇進を決めています。

ちなみに外資系企業だと人事権は上司が全て握っていますので、人事は調整ごとをするだけになります。

直上司

最後のパターンは直上司があなたを昇進させています。

これは非常にレアですが、私が見てきた中でいうと2つありまして、

・自分と同等以上の実力だと上司が認めた場合

・上司が昇進することが決まっており、後任としてあなたを指名する場合

この2通りです。

ただ、一般的にはこちらもかなり稀なケースかと思いますが、後任者選定はあるあるです。

なかなか昇進しない理由3選択

上司の上司以上にあなたの仕事が認知されていない

こう書くと、上司の上司とは普段関わりがないから難しいと思う方もいると思います。

私がこれまで出世してきたときのやり方は、上司に花を持たせることを意識して仕事をすることです。

つまり、上司がその上の上司に評価されるような仕事をするということです。

そのためには上司がどういう目標をもっているかを知る必要があります。

自分が割り当てられた仕事だけをしていると、そこで成果がでてもそれは上司からすると想定の範囲なので、昇級をすることがあっても昇進にはなかなか繋がりません。

期待値を超える仕事が何かを見極め、実行しましょう。

上司との関係性

これは単純な人間関係の問題です。

上司とウマが合わない、ということは誰しもあると思います。

だからといって上司と険悪になるような人間関係を構築してはいけません。

なぜなら、あなたを昇進に導く上司の上司の視点でみると、あなたと上司のどちらが大切でしょうか。

それは残念ながら上司です。

なぜなら現時点では上司のほうが会社にとって存在価値が高いと判断しているからです。

また、自分の部下をけなされて嬉しい人はいません。

なので、仮に上司がダメな人であっても大人の関係を築くよう努力しましょう。

私も20代の頃はたくさん失敗してきたので偉そうにはいえませんが(笑

仕事の成果が不十分

なかなか昇進できない理由の3つ目として、成果が不十分ということがあります。

これはわかりやすいですよね。

ただ厄介なのは、ご自身は仕事の成果がでてると思っているが、上司はそうは思っていないケースです。

特に日本人は明確に思っていることを伝えるのが悪と勘違いしている人が多いので、普段は認めてくれる発言をしてても実際の評価だとあんまり、、ということは誰しもあると思います。

なので本音を引き出す努力をするというよりは、1つ目の理由で述べた期待値を超える仕事をすることを心がけてください。

昇進する基本原則はこれに尽きます。

あなたの昇進は誰がきめているのか:まとめ

いかがだったでしょうか。

なかなか明確に他のメディアでは解説していなかったので、実情を解説しました。

改めてまとめると、

上司の上司以上があなたの昇進を決めているキーパーソン

・評価されて昇進するためには期待値を把握しそれ以上の仕事をすること

この2点が本記事でみなさんにお伝えしたいことでした。

これで昇進の仕組みがわかったと思うので、ぜひ現職で昇進できるよう正しい努力をしてもらえればと思います。

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