【9割の人はこれで解決!】仕事ができなくて辛い時の7段階の対処方法

仕事が出来なくて辛い体験は私も新卒の営業時代にありました。

入社早々始まった営業活動で、同期40人の中で営業成績ビリだったこともあれば、その2ヶ月後の朝礼で全社員の前に立たされて部長から

「こいつは今月なんの仕事もしていない!」

と高らかに宣言されたりなど色々ありました。

そんなことがありつつも今では無事にホワイト大企業で管理職をやっているわけですが、誰しも仕事が出来なくて苦しむ道は通るものだと思います。

もちろんスキルアップをしたり経験を積んで仕事が出来るようになることが1番の解決策ではあるのですが、そんな簡単に仕事が出来るようになれば苦労はしないってものです。

そこで私がこれまでの社会人経験20年を通して実践してきた、仕事ができなくて辛い思いをしたときの乗り越え方について7つ解説していきます。

①【重症度1】本当に仕事ができていないか?思い込みかも?

【重症度2】体調を整える

【重症度3】できていない理由と改善方法についてきちんと自己分析する

【重症度4】上司や先輩に自分がなぜ仕事ができないかを聞きに行く。

【重症度5】仕事ができない理由は必ずしも本人の問題ではないと悟る

【重症度6】仕事の適正が合っているかを再考

【重症度7】どうしても相性が合わない職場はあるのでその場合は転職を視野に

重症度を7段階に分けて対処方法も併せてお伝えするので、ご自身が今どのステップにいるのかを考えてみてください。

目次

①【重症度1】本当に仕事ができていないか?思い込みかも?

私は社会人生活で管理職経験が10数年あり、これまで5社を通じて延べ100名以上の部下と接してきましたが、仕事ができない部下に共通している点がたったひとつだけありました。

それは何かというと、自分は仕事が出来ると思い込んでいることでした。

つまり仕事が出来ていない人は自覚症状がないわけです。

もしあなたが今仕事ができなくて辛いと悩んでいるとすれば、逆説的ですが本質的には仕事ができる素養がある人である可能性が非常に高いです。

もう一つ重要な点としては、仕事において自己評価は意味がないということです。

なぜかというと、仕事の評価をするのは常に他人なので、自分ではできてないと思っていても周囲や上司から見れば十分できていることもありますし、本人の目指しているレベルが現在の能力や組織が求めているレベルよりも高すぎてそのGAPで苦しんでいる部下と接したこともあります。(男性より女性に多いかも・・)

こういった悩みの場合であれば、単純に仕事に真剣に取り組んでいる証拠なので仕事だけを考えすぎることはやめて、休日などプライベートの時間を有意義に使うことを心がけてみてください。自然と解消される悩みかなと思います。

【重症度2】体調を整える

人間の心と身体は表裏一体で、どちらかが健康でどちらかが不調ということは基本的にありません。

たとえば体調がものすごい調子よさそうで、メンタルがとても沈んでいる人って想像つきますか?

仕事が自分が思う通りうまく進まないことがストレスになり、まずメンタルがやられ、それに引きずられるように体力が削られていって仕事の能率が下がったりミスをしてしまうという悪循環をまずは断ち切る必要があります。

そのためには、しっかりご飯を食べて早く寝るという基本的なことはもちろんですが、友達や親など自分をありのままに受け入れてくる人にたくさん愚痴って精神的にスッキリさせるということも重要です。

私もよくやっていましたが、効果抜群でした!

自分を肯定してくれる友人を少数でもよいので持つということは人生において重要なことだと思います。

【重症度3】できていない理由と改善方法についてきちんと自己分析する

ここからは本当に仕事が出来ていないかもしれない場合の対処法です。

自分で仕事が出来ていない自覚があるのであれば、具体的に何が出来ていないと感じているのかを紙に書き出してみることをおすすめします。

そのうえで対処方法が分かるのであれば、対処方法も紙に書いてその方法が正しいのか実践してみる、という方法が良いと思います。

頭の中で考えているだけだとイマイチはっきりしない自分の課題感が紙に書くことで可視化されるので、もしモヤモヤしているようであれば紙に書き出してみてください。

仕事が出来ていない原因が自分で理解できる状態であれば、解決までの道は結構近いかなと思います。

【重症度4】上司や先輩に自分がなぜ仕事ができないかを聞きに行く。

前回は自分の課題と解決策を紙に書いて可視化する方法をお伝えしましたが、課題を言語化できなかったり課題は可視化できたけど解決策が自分では考え付かない場合の対処方法が今回の方法です。

私も新卒1年目の営業マンだったときに、どれだけ営業件数を増やしても真面目にやっても一向に成績が上がりませんでした。

サボってやっているならともかく、真面目にやっていても結果が出ないのはとても辛いことです。

自分では解決できる気がしなかったので上司に聞きに行ったのですが、上司もわからないとのこと。

ラチがあかないので、さらに上の上司に自分の何がダメなのか聞きに行ったところ、彼はとても有意義なアドバイスをしてくれました。しかもそれまでに会話したのは喫煙所で3回ほどでした。

今回は営業についての記事ではないので何を言われたかは言及しませんが、やはり上位役職者というのは自分が思っている以上に人のことを見て知っているものだと感心しましたし、今でも彼の金言は私の行動のベースになっています。

・・ということで、自分だけでは分からない課題感は人に聞くのも方法の一つですよということが言いたかったわけです。

必ずしも上位役職者じゃなくても仲の良い先輩や良い仕事ぶりをしている同僚でも構いませんので、自分で全てを抱え込まず他人にうまく甘えてみてください。その結果あなたの仕事が改善されれば組織にとって大きなプラスになるので、遠慮することなく組織のためにも実行してみてください。

⑤【重症度5】仕事ができない理由は必ずしも本人の問題ではないと悟る

これは私の管理職としての視点なのですが、そもそも部下に仕事をふってそれが出来なくて怒ったことは一度もありません。

なぜかというと、そもそも部下が出来ない仕事をふっている上司に問題があるからです。

もちろん常に簡単な仕事をふるわけではないですが、彼ら彼女らの能力を常日頃から把握するようにつとめているので、彼らが仕事で迷わないようなヒントはところどころに散りばめながら仕事をお願いしています。

つまり、仕事が出来ないのは必ずしもあなただけの責任ではないという開き直りも一つの考え方としてあります。

どうあがいても無理な仕事を私も何度も振られてきたことはありますし、実際無理だったことも数えきれないほどあります。

そんなときは自分を責めるのではなく、今の自分にとっては仕事の難易度が高すぎるだけ、悔しいから出来るように頑張ろう!と前向きに気持ちを切り替えて仕事に向き合うことも大事だと思います。

⑥【重症度6】仕事の適正が合っているかを再考

ここまできてしまうと、そもそも仕事の適正とご自身が合っているのかを考えてみた方がよいかもしれません。

人には誰でも得意不得意(好き嫌いではなく)があるので、無理なものは無理ってことはあると思います。

例えば私は絵を描くのが絶望的に下手なので、仮にキャリアの初期にデザイナーとして就職してしまったら、1年も持たずに会社を辞める羽目になると思います。

努力をしてもどうにもならないことは世の中にはあります。

細かい仕事が苦手なのに経理などの正確性が最重要な仕事をしていたり、人と話すのがそもそも苦手なのに営業職をやっているとか、数学が大の苦手なのにシステムエンジニアをやっているなど、ご自身の適正と合っていない業務をやっていないかを改めて振り返ってみてください。

日本に企業は350万社あると言われているので、無理に適性のない仕事をする必要はありません。

【重症度7】どうしても相性が合わない職場はあるのでその場合は転職を視野に

これまで6段階の対処方法について解説してきましたが、どれも全て当てはまらないという場合は最終手段の転職をするしかないかもしれません。

最近は転職するのは日本でも当たり前になりつつあるので、ここまできてしまったら転職を検討してください。

転職の仕方については以下の記事でまとめていますので、参考になれば幸いです。

【転職4回で分かった】30代にリアルにおすすめする転職サイト・転職エージェント

30代向けに書いていますが20代でも40代でも一応使えるような記事にしてありますので、その年代の方でも十分お役にたてると思います。

仕事ができなくて辛いときの対処法7選まとめ

いかがだったでしょうか。

仕事が出来なくて辛い思いをしている方が、今回の記事が少しでもお役に立てれば嬉しい限りです。

色々書きましたが、人は辛くなると自分一人で抱えこんでしまう傾向があるので、苦しいときや辛い時はプライドを捨てて周囲に上手に頼ってください。

それではまた。

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